【日本の仮想通貨取引所一覧】ビットフライヤー、Zaifなどの特徴

仮想通貨取引所は、銀行などとは違ってどこでも同じサービスが提供されているわけではありません。取引所に登録する際には、購入したいコインを取り扱っているのか、手数料は適切かなど事前にチェックしたうえで取引所を選択したいものです。ここでは、人気の高い4取引所を中心に解説していきます。
取引所によって取り扱い通貨が異なる
仮想通貨取引所は、外国為替FX会社と同じように会社によって取り扱っている仮想通貨が異なります。
ビットコインであればどの取引所でも取り扱っていますが、アルトコインの場合には取引所によって異なりますので、購入したいコインがあるかどうかは取引所選択の際には一つのポイントとなります。
また、取り扱っている仮想通貨の購入方法には、取引所、販売所、FXの3通りがあり、FXのレバレッジも会社によって異なります。

※取扱仮想通貨の種類やその他サービスは、取引所により変動しますので利用の際には各取引所HPにて確認ください。
実際には、仮想通貨は草コインといわれるものも含めると1000種類以上も発行されているといわれており、国内の取引所で取り扱われていない仮想通貨を購入したい場合には、海外取引所で購入することになります。
仮想通貨取引所によって異なる手数料
仮想通貨の取引を行う際に気になる手数料は、各取引所によって異なります。
仮想通貨取引で発生する手数料は、売買手数料のみではありませんのでトータルでお得感のある取引所を選択するのが良いでしょう。
仮想通貨取引で発生する手数料
1.売買手数料
売買手数料には、無料のところから有料のところ、さらにはマイナス手数料の取引所など様々です。
2.スプレッド(価格差)
売買手数料にばかり目が行きがちですが、実際にはスプレッドのほうが取引コストとしては大きなものとなります。
スプレッドとは、売値と買値の価格差のことで、この差が狭いほど購入の際の取引コストは安くなります。
おすすめの国内取引所3社
ビットフライヤー
仮想通貨取引所といえば、ビットフライヤーを思い出す人が多いかもしれませんが、2014年5月にサービスを開始した国内最大クラスの取引所です。
仮想通貨取引所の場合、歴史も浅いため信頼性という面で不安を感じる人も多いでしょうが、ビットフライヤーは日本を代表する多くの大手企業のベンチャーキャピタルから出資を受けているということで安心感は抜群です。
はじめて仮想通貨を購入するという人で、取引所の選択に迷うようならとりあえずビットフライヤーに登録しておけば間違いはないでしょう。
Zaif
Zaifは、運営会社であるテックビューロ-社が、独自仮想通貨「COMSAトークン」を売り出して100億円を集めたことで話題となりましたが、最近人気上昇中の仮想通貨取引所です。
Zaifの特徴としては、何といっても手数料が安いということでマイナス手数料となっているケースもあります。
また、Zaifだけのサービスとして、自動でローリスクな積立投資ができたり、この取引所だけで買える仮想通貨も多くあります。
DMMビットコイン
外国為替FX大手のDMMグループの取引所で、その利便性の高い外国為替FXでのノウハウを活かしたサービスが期待されています。
現状は、販売所とFXの限定されたサービスで、FX利用に特化したようなサービス内容となっており、ビットコインとイーサリアムなどのアルトコイン(計7種類)のFXも可能です。
2018年には、満を持してSBIグループの仮想通貨事業参入も予定されており、さらに多くの取引所が新設されることになります。
各取引所によって特徴も異なりますので、自分の投資スタイルなどに合わせて複数の取引所に登録しておくというのも一つの考え方で、人気のアービトラージなどにも利用することができますのでおすすめです。