世界の仮想通貨は、実に1500種類以上に及ぶと言われています。ただし、日本で取扱いのある仮想通貨は14種類のみです(2018年2月時点)。すべて仮想通貨が国内の取引所で扱われているわけではありません。
仮想通過のなかには、詐欺コインや脆弱性が高いものなど、問題があるコインもあります。国内の取引所で上場されるには、金融庁の許可が必要です。安全性の高いもののみが、国内で取り扱われます。

1.国内の14種類の仮想通貨

  • Bitcoin (ビットコイン)
  • Ethereum (イーサリアム)
  • Bitcoin Cash (ビットコインキャッシュ)
  • Ripple (リップル)
  • NEM(ネム)
  • Litecoin(ライトコイン)
  • DASH(ダッシュ)
  • Monero(モネロ)
  • Ether Classic(イーサリアムクラシック)
  • Lisk(リスク)
  • Zcash(ジーキャッシュ)
  • MONAcoin(モナコイン)
  • Factom(ファクトム)
  • COMSA(コムサ)

以上の14種類の仮想通貨が、国内の取引所に存在しています(2018年2月時点)。

2.特に注目の仮想通貨を紹介

この項目では、国内で取扱いのある14種類の仮想通貨のうち、特に注目のものをピックアップして紹介していきます。

2-1. ビットコイン

ビットコインは世界で最初に作られた、仮想通貨の代表格です。もともと円やドルといった法定通貨と同じように使用されることを目的として作られています。

日本でもビットコインの支払いに対応するお店が出てきています。世界的に見ても最もポピュラーな仮想通貨です。

アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)取引における基本通貨としての意味合いも持っています。それこそマイナーなアルトコインの場合、ビットコインでないと取引できないことがあります。

2-2. リップル

リップルは、送金スピードの速さと、それにかかるコストの低さが特徴です。世界的に有名なメガバンクを保有するSBIグループとの関わり合いも注目されています。

2018年1月には、SBIの子会社であるSBI Ripple Asia株式会社が、複数のカード会社(三井住友、クレディセゾンなど)と手を組んで、「ブロックチェーン技術等を活用したペイメントカード業界コンソーシアム」を設立しています。これによって日本人のリップルへの信頼も上がっています。

出典:SBIホールディングス 分散台帳技術等を活用した「クレジットカード業界コンソーシアム」の発足について

2-3. ネム

ネム(NEM)は、金銭的平等を目標として作られた仮想通貨です。開発者の1人に日本人がいるということで、日本でも扱いやすいアルトコインだと言えます。

国内の三大取引所の1つである「Zaif」を運営しているのが、テックビューロ社です。この会社が、ネムの技術をベースにしたプライベートブロックチェーン「mijin」を公表しました。

そしてこのmijinを、野村総合研究所と住信SBIネット銀行がブロックチェーンの実験において採用しました。このように、日本でも話題にのぼることの多い仮想通貨がネムです。

2017年6月、テックビューロ社のCEOであった朝山氏が、ネム財団の理事に就任しました。

出典::mijin

2-4. モナコイン

2chでよく見られるAA(アスキーアート)のモナーをモチーフにしています。2chから始まった日本発祥の仮想通貨です。

最初の頃は、2chで質問などをする際に、チップとして使用されていました。しかし、堀江貴文氏がモナコインを支持する発言などをしたことによって、徐々に仮想通貨としての知名度を上げていきました。

『日本で暗号通貨を普及させるための一つの手段として3年前にオルトコインの一つであるモナコインに注目していました。やっとメジャーになって来たね。』

 

出典:堀江貴文Twitter

最近では、モナコインの信頼度はかなり上がっています。通販サイトでの支払いやAmazon、iTunesなど、使用できる場面も増えてきています。

モナコインはビットコインに比べてスピーディーな取引ができることも魅力です。2017年10月には、日本の代表的な取引所であるビットフライヤーに上場しました。そして価格を数倍に引き上げました。

2-5. ビットコインキャッシュ

2017年8月1日、ビットコインから分裂して生まれました。ビットコインに比べてブロック容量が8MBと大きいのが特徴です。

分裂した際に、ビットコイン保有者に無料でビットコインキャッシュの配布が行われました。ビットコインキャッシュは、多くの取引所で取扱いがあります。最近では、ビットコインキャッシュで支払い可能なお店も出てきています。

 

神楽坂 あかべえ 襷(和食店)

『神楽坂あかべえ襷では、Bitcoin/Bitcoin Cashでのお支払いに対応いたしました。

ビットコイナーの皆様のご来店をお待ち申し上げております。』

アルトコインのなかでも特に有力なものとして認知されるようになっています。

出典:神楽坂 あかべえ 襷 facebookページ

2-6. イーサリアム

仮想通貨のなかでもトップクラスの人気を誇っています。柔軟なプラットフォームが特徴です。イーサリアムネットワーク上で使われている仮想通貨のことをETH(イーサ)と呼んでいます。ETHの時価総額は、ビットコインに次いで2位につけています(2018年1月23日時点)。3位のリップルに大きく差をつけています。

まさにアルトコインの王様と呼び声の高いのが、イーサリアムです。

2-7. ライトコイン

2011年に誕生しました。ビットコインのシステムが基礎になっています。送金時間がビットコインの4倍と、スピーディーなのが特徴です。より実用的な使用が可能になっています。

ライトコインは時価総額も高く、価格もビットコインより安定しています。初心者に優しい仮想通貨と言えます。ビットコイン決済が可能なお店が増えていくのに比例して、ライトコインで支払いが可能なところも多くなっています。

3.主な仮想通貨についてまとめ

このように、ビットコイン以外にも、実は多くの仮想通貨が日本国内でも出回っています。その種類は14にのぼります。ただし、1つの取引所で14全ての仮想通貨を扱っている、ということはありません。

もし自分が取引に使いたい仮想通貨が決まっているのであれば、その取扱いがある取引所を利用する、ということが必要になってきます。