仮想通貨やそのシステムの核となるブロックチェーンの技術者に対するニーズが世界的に高まっています。米国では技術者引き抜き合戦が過熱しており、技術者は引く手あまたの状況。こうした動きは日本にも波及しつつあります。そこで、仮想通貨やブロックチェーン技術について勉強を始めたいという方のために、初心者向きで、無料で学習できる海外サイトを紹介していきます。

世界中から仮想通貨の情報が集まる掲示板「ビットコイントーク」

ビットコイントーク(Bitcointalk)」は世界中の仮想通貨に関する情報が集まっているオンラインコミュニティーです。英語だけでなく、日本語の掲示板もあり、日本からも多数の人が参加しています。

この中のBeginners&Helpというフォーラムでは、初心者の質問に答えてもらえます。初心者が仮想通貨について学ぶには、最適と言えるでしょう。もちろんビットコイントークでは初心者向けにとどまらず、かなり専門的な情報の交換も行われています。

会員登録しなくても閲覧はできますが、会員登録は無料で、会員になれば質問したり、情報発信したりできるようになります。

スレッド内で書き込みをするには、そのスレッドの画面上部にある「reply」をクリックすると書き込み用の画面が出てきますので、ここにコメントを書き込んでください。

ただし、投稿は6分間に1回しかできないようになっています。これは、ビットコイントークにはフォーラムでの投稿回数などに応じた会員のランキング制度があるため、自分の会員ランクを上げようとしてコメントを乱発する不正を防ぐための措置です。

ちなみに、ビットコイントークの会員ランクは、上から順に
「Legendary(伝説)」
「Hero Member(ヒーローメンバー)」
「Sr. Member(シニアメンバー)」
「Full Member(フルメンバー)」
「Member(メンバー)」
「Jr. Member(ジュニアメンバー)」
「Newbie(初心者)」
「Brand New(新入り)」
に分かれています。

書き込みなどの活動実績に応じてランクが上がっていきますので、積極的に投稿することで上級メンバーを目指しましょう。

フォーラム参加者は投稿するだけでビットコインやアルトコインで報酬を受け取ることもできます。その配布率も会員ランクに応じて上がることが多いので、仮想通貨の学習や情報収集だけにとどまらない楽しみもあります。

ゾンビゲームでプログラミング学習「クリプトゾンビーズ」

イーサリアム(ETH)のバックグラウンドで動いているプログラミング言語であるSolidityについて学習したいという方には、「クリプトゾンビーズ(CryptoZonbies)」がお薦めです。

Solidityでスマートコントラクトの構築を学習できる、と聞くと難しそうに思われるかもしれませんが、「クリプトゾンビーズ」という名前からも分かる通り、ゾンビを生み出すゲームを通じて楽しく学習できる、インタラクティブなオンラインレッスンです。なんだか面白そうじゃありませんか? 日本語版もあります。

クリプトゾンビーズは
レッスン 1: ゾンビファクトリーの作成
レッスン 2: ゾンビが人間を襲う
レッスン 3: Solidityの高度なコンセプト
レッスン 4: ゾンビのバトルシステム
レッスン 5: ERC721とクリプト収集物
レッスン 6: アプリのフロントエンドとWeb3.js
の全6章に分かれています。

コースが終了すると、ユーザーは自分のイーサリアム・ゲームを作成することになります。

無料で学べる仮想通貨の入門オンライン講座「ニコシア大学」

海外ではいくつかの大学が、仮想通貨やブロックチェーン技術に関するオンライン学習コースを設けています。その先駆けとなったのが、地中海東部、キプロス共和国の首都ニコシアにあるニコシア大学(University of Nicosia)です。

ニコシア大学の仮想通貨の修士号プログラム「UNIC Blockchain Initiative」では、仮想通貨とその基礎となるブロックチェーン技術に関して体系的に学ぶことができます。このプログラム全体の履修は有料(ビットコインで支払い可能)ですが、「デジタル通貨入門」という入門講座は無料かつオンラインで履修することができます。

「デジタル通貨入門」の講座は12のセッションと最終試験から構成されており、1つのセッションは、PDF教材の学習と1時間程度の講義の受講、小テストから構成されています。学習内容は「通貨の歴史」「ビザンティン将軍問題」「ブロックチェーンの応用分野」「デジタル通貨と中央銀行」など多岐にわたり、仮想通貨の基礎を体系的に学べます。

まとめ

以上、仮想通貨やブロックチェーンについてオンラインかつ無料で学べる海外サイトを紹介してきました。ニコシア大学の受講には英語力が必要ですが、他の2つは日本語対応しています。今後は日本にもブロックチェーン技術を学べる学校は増えてくるでしょうが、まずはウェブサイトで気軽に学習を始めてみてはいかがでしょうか。

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