ビットコインをはじめとするメジャー仮想通貨より、むしろこれからのICOで発行されるトークンに夢を感じている人も多いことでしょう。でも、そもそもICOってどうやったら参加できるのでしょうか?ここでは、初心者の方でもわかりやすいようにICOに参加するためには何が必要かを解説します。

専用のウォレットを作成する

まず、どの仮想通貨のICOに参加するかを決める必要があるのですが、決めてから準備していたのでは遅れてしまうこともあり得ますので、事前にウォレットは作成しておきたいところです。

最近のICOの多くはイーサリアムをベースに行われることが多いですので、イーサリアム専用ウォレットを作成しておくとよいでしょうが、もちろん、ビットコインやライトコインベースの場合もありますので、そのケースでは対応するウォレットを作成します。

ICOによっては、イーサリアムベースであってもビットコインやネムでトークンを購入できることもありますので、その場合にもイーサリアム専用ウォレットである必要はありません。

取引所の提供するウォレットを利用するという人もいるかもしれませんが、取引所のウォレットからは直接ICOのアドレスに仮想通貨を送金できたとしても、トークンを受け取れないこともありますので、しっかり専用のウォレットを準備しておきましょう。

マウントゴックスやコインチェックの件もありますので、専用のウォレットはICOにかかわらず用意しておきたく、ICOには必須のものとなります。

ICOに必要な仮想通貨を購入する

専用のウォレットを準備したら、次にICOに参加するために必要となる仮想通貨を取引所で購入します。

先ほどもお伝えしたようにイーサリアムベースが多いですので、その場合にはイーサリアム(ETH)、ビットコインやネムなどで対応可能な場合にはそれらの仮想通貨を購入し、購入したら事前に用意した専用のウォレットに仮想通貨を移行します。

仮に、取引所にアカウントがない場合には、事前に取引所にアカウントを作成する必要がありますので、なるべく有利な条件で購入できる取引所にアカウントを作成しておきましょう。

また、仮想通貨を購入する際には、手数料分も含めて少し多めに購入しておくようにしましょう。

ICO送金アドレス先に入金する

取引所で購入した仮想通貨を移行したウォレットから、参加したいICOのアドレスに仮想通貨を送金します。

通常、ICOの際にはトークンのプレセールが行われます。開発状況などを見て後から購入するという方法もありますが、最も安く購入できる可能性はやはりプレセールということになります。

最近のICOでは、パスポートなどを利用したKYCの提出が必須というものがほとんどですので、事前に用意しておくようにしておきます。(運転免許証では受け付けてもらえないことも多いのでパスポートなどを用意しておきます。)

送金が完了すると、数日後くらいにトークン配布の連絡があり、送金した専用ウォレットにトークンが配布されます。

これでICOに参加できたことになります。後は果報を寝て待つことになりますが、予定通りにICO仮想通貨が取引所に上場すると売買できるようになります。

ICO仮想通貨の情報収集も重要

以上で、ICO仮想通貨のトークンを手に入れることができますが、もちろん、これで終わるわけではなく、一連の流れと並行して参加するICO仮想通貨の情報収集を行っていく必要があります。

何故なら、ICOでプレセールを行い資金調達したら、それ以降は全く連絡が取れなくなるようないわゆる詐欺通貨、あるいは、途中でプロジェクトが頓挫してしまうようなケースが非常に多いからです。

したがって、基本的にはICOのアドレス宛に送金する前にしっかりと情報収集する必要がありますし、送金した後も開発状況などを見守っていくことも重要です。

ホワイトペーパー

仮想通貨のICOは、株式IPOと似ているといわれます。たしかに似ているところはありますが非なるもので、株式のIPOのように厳しい審査が行われることがありません。

株式IPOでは、巨大な取引所による厳重な審査が行われますので、そのために幹事証券と数年かけて準備をすることもあるほどですが、誰からも管理されず中央集権のない仮想通貨では審査するところもないのです。

従って、誰にでもIPOのチャンスがあるわけですが、唯一そのプロジェクトの内容を知ることができるのがホワイトペーパーで、この中身を精査してICOの信憑性を判断することになります。

ホワイトペーパーには、事業計画・ロードマップ・トークンの分配などが掲載されています。

詐欺通貨などになると、このホワイトペーパーもコピペだらけだったりといい加減なもののようです。原則英語で書かれているということもあり、個人投資家レベルでホワイトペーパーを理解するのは結構難しいところです。

GitHubでソフトウェアのコードを見る

多くのICOプロジェクトでは、GitHubなどを通じて開発したコードが公開されていることが多く、ICO投資の精度を上げるためには、GitHubのレポジトリにあるコードまで精査する必要があります。

この方法は、通常のベンチャー投資では当たり前に行われている資産の調査活動です。