ICOを購入する際にホワイトペーパーをしっかりと読んでいますか?英語で書かれているから読んでいない人も多いと思います。しかしホワイトペーパーを読まずにICOに参加するなんて、地図を持たないまま山に登るのと同じ。ICOとはプロジェクトです。すなわち、どんなプロジェクトかも知らずにお金を出して参加するんですよ?チャレンジャーにも程がありますよね…。ICOはホワイトペーパーが重要とまで言われています。しかしそもそもホワイトペーパーが何なのか知らない人もいるでしょう。この記事では、そもそもホワイトペーパーとは一体何なのか?について記載します。

ICOのホワイトペーパーとは?

ICOでホワイトペーパーが重要と言われています。ではホワイトペーパーとは何なのでしょうか?

ホワイトペーパーはプロジェクトの概要や計画をまとめたものです。もっと簡単に言えば企画書、ロードマップとも言えますね。

大抵の場合、ホワイトペーパーは公式サイトでPDFファイルが用意されています。

ICOの流れは下記の通りです。

  1. ホワイトペーパー公開
  2. ICOトークンセールでトークン販売
  3. プロジェクト開始
  4. トークン上場
  5. プロジェクトの進行

ホワイトペーパーで「どのような仮想通貨なのか」「どのような流れで上場するのか」などがわかるわけですね。
ホワイトペーパーを公開して興味を持ってもらい、トークンを販売して資金を集めます。

ホワイトペーパーが存在しないICOの場合、プロジェクトが存在しないICOと言うことになります。
後からICOを公開することもありえますが、そのような後付けのプロジェクトって信用できないですよね。

ICOでホワイトペーパーが重要なのはなぜ?

ICOでホワイトペーパーが重要と言われているのはなぜなのでしょうか?

ホワイトペーパーは言わば経営方針です。

上場してからの動きによって、ICOトークンの価値は大きく変化します。

特に、既存のシステムを変えるような仕組みを持ったトークンは、上場後に大きく価値が上がる可能性があります。

既存のシステムを変え、社会の常識を買えるようなICOであれば、価値は上がります。
一体どのような通貨の募集なのか?それがホワイトペーパーでわかるんです。

もちろん値下がりする可能性もありますので、リスクを考えて参加しなければなりません。
リスクを避ける際にもホワイトペーパーが役立ちます。

言っていることとやっていることが違う場合などは、撤退のサインですね。
売却して手を引くタイミングを決めるのにも役立ちますし、判断材料としてホワイトペーパーが活躍するわけです。

またICO詐欺が流行しています。上場しないでそのまま資産を持ち逃げされてしまうのです。

「ホワイトペーパーを読んでいないけど、ICOは儲かりそうだから参加した」と言って詐欺にあったら目も当てられませんよね(笑)。

最初から詐欺のつもりでICOしていたのか、上場するつもりだったけど資金が集まらなかったのかの判断は難しいでしょう。しかし、最初から詐欺だとわかるものは自分で判断して避けたいところです。

ホワイトペーパーを読むだけで様々なリスクが下げられますし、そのトークンを持ち続ける理由が明確になります。
英語だからと敬遠せずに、一度は目を通すようにしましょう。

IOCのホワイトペーパーを読むときのポイント

ICOのホワイトペーパーを読むときは、どのような点に注目すれば良いのでしょうか?ホワイトペーパーを読むときに注意したいのは下記のポイントです。

  1. 開発者・開発チーム
  2. どんなプロジェクトか(目的や存在理由)
  3. どの分野か
  4. 発行上限数

開発者・開発チーム

基本的にホワイトペーパーは英語で公開されているので、中身を読んで判断できない人もいると思います。そういう人は開発者・開発チームを確認しましょう。

開発者・開発チームの顔写真が公開されていないものは、詐欺である可能性が高いです。
もし自分が資金を持ち逃げするつもりであれば、顔写真は公開しますか?

他人に出資してもらうわけですし、本当にプロジェクトを進める気があるなら顔写真は公開しますよね?

ですので簡単な見極めのポイントとして、開発者・開発チームはチェックしておきましょう。

どんなプロジェクトか(目的や存在理由)

どのようなプロジェクトなのか必ずチェックしておきましょう。

ホワイトペーパーには必ず目的や存在理由が記載されています。目的や存在理由を知らずに参加していると、気付いたら開発中止になっているかもしれません。

プロジェクト内容を理解していれば、そのトークンを持ち続ける理由が明確になりますので、価格が変動しても動揺しにくくなります。

またあまりに偉大な目的の場合、逆に怪しく見えます。しかもその目的に向けた行動が伴っていない場合…もうわかりますね?

どの分野か

どの分野のICOなのかを確認しましょう。例えば医療系の仮想通貨なのか、不動産系の仮想通貨なのか・・・ですね。

プロジェクト内容を読み進めていけば、分野もわかるはずです。分野がわかれば、他に似た仮想通貨が存在しないか調べられます。

分野によっては似た仮想通貨が沢山ある場合があり、そちらの方が優れているなら、わざわざICOに参加する必要はありません。

「既存の仮想通貨の方が優れた性能を持っている」「他の仮想通貨の下位互換」など、他に優れた仮想通貨があるならそちらを購入した方が良いでしょう。

発行上限数

ICOでは発行上限数が重要です。発行数に上限がないのであれば、詐欺と言われてもおかしくありません。

自分が資金を集めて持ち逃げしたいなら、上限を設けずに集めれるだけ集めたいと思いませんか?

また、ちゃんと考えてプロジェクト計画が立てられているのであれば、どれくらいの資金が必要なのかも明確になります。

ですので発行上限数が設定されていないICOは避けた方が良いでしょう。

ホワイトペーパーを日本語に翻訳して読む

ICOのホワイトペーパーは、基本的に英語で公開されています。時々日本語版を公開しているところもありますが、ほとんど存在しません。

英語がわからない人は自力で和訳して読むか、翻訳ツールを使う必要があります。よく使われているのはGoogle翻訳無料のオンライン文書翻訳者の2つです。どちらもPDFファイルを読み込んで翻訳します。

ホワイトペーパーは基本的にPDFファイルで公開されていますので、ダウンロードしてどちらかのサイトで翻訳しましょう。

レイアウトをそのままに日本語訳を見たいなら無料のオンライン文書翻訳者がオススメです。
ちなみに無料のオンライン文書翻訳者の翻訳にはGoogle翻訳が使われています。

また、「仮想通貨名 ホワイトペーパー」と検索すると、すでにホワイトペーパーを翻訳している方が見つかるかも知れません。

まとめ

ICOのホワイトペーパーは英語で記載されている上に長文ですし、どうしても避けてしまいがちです。しかし、投資する上で重要な判断材料です。

「詐欺を避ける」「上場前に高騰する銘柄を手に入れる」「似た仮想通貨がすでに存在しないか」など、ホワイトペーパーを見れば色々なことを知る材料になるのです。

もし、プロジェクト内容は良いけど不安が残るようであれば、上場後に購入すると言う選択肢もあります。日本語への変換は簡単にできますので、ホワイトペーパーは必ずチェックするようにしましょう。