2018年は、仮想通貨実需の年といわれており、ビットコイン(Bitcoin/BTC)で支払い可能な店なども徐々に増えています。数は少ないながらもビットコインATMも設置され始めています。ビットコインATMとはどのように使うのでしょうか、また、どんな場所に設置されているのでしょうか?

ビットコインATMとは

オンライン上のデジタルマネーである仮想通貨は、世界中のどこからでも24時間365日売買することが可能ですが、すべてのお店で利用できるわけではない現状では、一旦法定通貨に換金する必要があります。

通常は、取引所で売却した金額を取引所から銀行に送金し、銀行ATMから現金を出金しますが、ビットコインATMでは、ビットコイン所有者であればその場で現金化して出金することができますし、逆に、現金でビットコインを購入することもできてしまいます。

つまり、簡単に言うと、銀行から自分の口座のお金を引き出すような感覚で、ビットコイン売買が可能なATMとなります。

ビットコインATMを利用するには、事前にウォレットを用意しておく必要があり、取引所系ウォレットや非取引所系のモバイルウォレットなどが必要となります。

ビットコインATMの使い方

ビットコインATMでビットコインを購入する

ビットコインATMを利用すると、4つのステップで簡単にビットコイン(Bitcoin/BTC)を購入できます。

  • ビットコインATMのタッチ画面上にある「購入」ボタンを押します
  • どのくらいの額を購入するのか、日本円で希望額を入力します
  • 自分のウォレットのQRコードをビットコインATMの読み取り画面に近づけます
  • 購入できたことを自分のウォレットで確認します

これだけでビットコインを購入するができます。

ビットコインATMでは1,000円以上から購入することが可能です。

ビットコインATMでビットコインを売却する

ビットコインを売却する際にも購入時同様に4ステップで完了します。

  • ビットコインATMのタッチ画面上にある「売却」ボタンを押します
  • どのくらいの額を売却するのか、日本円で希望額を入力します
  • 自分のウォレットのQRコードをビットコインATMの読み取り画面に近づけます
  • 売却したビットコインが、日本円換算で出てくることを確認します

元々、ビットコインATMは、2020年の東京オリンピックを控えて急増している海外旅行客や、爆買いツアー客用としての役割もありますので、購入よりは売却用途で現金化することを目的に利用されることが多いと想定されます。

また、売却可能なビットコインの額は1万円からとなり、ビットコインの売買レートは常時動いていますので注意が必要です。

ビットコインATM利用の際の注意点

手数料が割高となる

取引所Zaifではビットコインの購入はマイナス手数料となっているくらいで、各取引所とも売買手数料はお安くなっているのに比べると、ビットコインATMの手数料は割高感があります。

これは、上記のように、利用用途としては海外旅行者などのようなすぐに売却して現金化したいというニーズに応えるケースを想定していますので、手数料は高くなります。

日本人で、取引所ではなくビットコインATMを利用してビットコインを購入しようというケースはほとんどないでしょう。

身分証明書が必要

簡単に4ステップで売買可能ですが、誰でも利用できるわけではなく身分証明書が必須となり、以下の認証作業が必要となり、時間も10分ほどはかかります。

  • SNS認証(携帯電話番号を入力する)
  • 顔認証(免許証などの顔写真入りの身分証明書)
  • 手のひら認証

ビットコインATMはどこに設置してあるのか

欧米諸国では普及しているビットコインATMですが、日本でも仮想通貨人気とともに徐々に設置され始め、一時期は全国に17機ほど設置されていましたが、2017年の金融庁による改正資金決済法などにより、半分以下に減少しています。

ビットコインATMがないと不便だと感じる日本人はほとんどいないでしょうが、米国などではかなり一般的な存在となっていますので、日本に来ると違和感を感じてしまうかもしれません。

尚、ビットコインATMの設置場所については、国内外ともに「Bitcoin ATM Map」で調べることができます。ただし、日本の場合には設置されていても利用できないケースもあります。

まとめ

アメリカや欧州、オーストラリアなどでは普及しているビットコインATMですが、日本では改正資金決済法や、実際に利用者も少ないということでほとんど普及していない状況です。

ただし、2020年の東京オリンピックを控えて流れが変わる可能性も十分あるでしょう。

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