仮想通貨は世界中から注目されており、日本国内においても多くの方が仮想通貨を所持し運用しています。仮想通貨の先駆けとして登場したビットコインの名前は、瞬く間に世界中へ広まり、2017年には1BTCの価値が急上昇したことで金融業界を震撼させました。
また、仮想通貨の次世代と期待されるリップルやイーサリアム等の仮想通貨が次々と登場し、金融業界では仮想通貨の存在が徐々に大きくなっている現状があります。今回は、次世代の仮想通貨の一つであるイーサリアムについてみていきましょう。

1.イーサリアムとは

イーサリアム(ETH)とは、2015年に販売が開始された日本でも取引ができる次世代型仮想通貨です。ビットコイン、リップルと合わせて三大仮想通貨と呼ばれています。当初は大きな変動もなく価値は安定していましたが、2017年に様々な要因でビットコインの価値が急上昇したことに伴いイーサリアムの時価価格も上昇し、時価総額においてはビットコインに次ぐ2位を誇っています。

イーサリアムは通貨としてイーサという呼び名もあり、ビットコインをはじめとする他の仮想通貨と同様に、資産運用や通貨取引等に利用されることが増えています。送金や買い物の支払いをビットコインでできるシステムが登場したのをきっかけに、イーサリアムを利用した支払いができるようになる動きも出ています。他にもイーサリアムを使ったアプリケーションの開発が始まっている現状を鑑み、今後さらにイーサリアムに注目が集まるでしょう。

2.イーサリアムの特徴とビットコインとの違い

仮想通貨は政府や銀行の管理外の通貨である為、株式と同様に価値が安定せず常に変動するといった共通する事項により、仮想通貨はすべて同じものと捉えられやすいです。しかし、実はそれぞれ違いや特徴があります。

まず、ビットコインとイーサリアムはブロックチェーンを利用していますが、通貨の取引や送金などの決済が主であるビットコインに対し、イーサリアムはビットコインの特徴である通貨の取引だけではなく、自動で契約を執行するスマートコントラクトに注力している点が特徴です。

スマートコントラクトとは実際の取引内容や契約を自動的に実行して記録するシステムを指します。つまり、いつ、誰が、どのような契約したかという内容が自動で半永久的にブロックチェーンに記録されます。ブロックチェーンに記録されることは、誰もが精査することができるため、偽造や改ざん、削除が困難であり、信頼性の高いシステムです。

ビットコインもスマートコントラクトを利用していますが一部だけであり、できる範囲は限られています。しかし、イーサリアムは誰でも独自の契約を書くことができ、イーサリアムの通貨であるイーサはイーサリアムプラットフォームを操作する上で必要ですが、投資用に購入して保有することも可能です。

3.イーサリアムの入手方法とは

それでは実際にイーサリアムを入手する方法を紹介します。入手するためには、自分で購入する、譲渡してもらう、マイニングを行うという3つの方法があります。自分で購入する場合は取引所で購入する必要があり、簡単に誰でも購入することが可能です。

譲渡の場合は相手がいなければ難しい方法です。また、マイニングはブロック生成を行なわなければならない為、仮想通貨を入手する上で初心者には一番困難な方法と言えます。そのため、基本的には取引所を利用して入手する場合がほとんどです。

それでは、初めて取引所でイーサリアムを購入する方法を紹介します。まず、数ある中から取引所を選び、入金する際の口座の開設を行います。日本で大手といわれている取引所はビットフライヤーやザイフです。もし初めて仮想通貨に触れるという方であれば、実績のある大手の取引所を利用することをおすすめします。

次にアカウント作成を行います。住所や氏名、生年月日等の個人情報やメールドレスを入力します。本人確認の観点から、免許証の両面が写った画像と、免許証の持ち主が免許証を持った状態の画像をアップロードする必要があり、アップロードした時点で手続きは完了です。

メールにて登録完了メールが届きますが、この時点ではまだ取引をすることはできません。数日後に簡易書留のハガキが到着し、ハガキに記載がある通りに操作することでようやく取引ができます。注意点としましては、決まった口座に日本円を入金していない状態では取引できないため、入金を忘れないように行いましょう。

4.これからの仮想通貨

2018年1月時点で、ロシアや中国をはじめとする各国で仮想通貨に対する規制が敷かれました。それに伴い、仮想通貨全ての時価価格が減少しており、過去で時価が一番高かった時期に比べると半分に減少している仮想通貨もあります。

イーサリアムに限らず仮想通貨は政府や銀行の監視や調整がない通貨であることから、規制などのマイナス要因を受けた場合、仮想通貨の価値は非常に低下するというリスクがあります。

イーサリアムはまだまだ開発途中といっても過言ではなく、イーサリアムを利用したアプリケーション開発や様々な支払いを可能にする計画はまだ進行中です。

世界中の注目を受けているイーサリアムは今後も注目を浴び、発展していきます。イーサリアムをはじめとする仮想通貨を購入される際は、リスクを考慮しつつ購入しましょう。