仮想通貨といえば、ビットコインのような決済機能が知られていますが、2018年はイーサリアムのような分散型アプリケーションが実需を伴って現れると期待されています。すでに期待を裏切らない形で出てきたのが、やはりというかゲームアプリで、仮想通貨版のポケモンともいわれている「イーサエモン」が話題となっています。

2018年期待のDappsとは

2017年12月からの大暴騰から翌1月以降の大暴落、さらにはコインチェック流失事件に端を発する金融庁による行政処分と、何かとネガティブなニュースが多い仮想通貨ですが、逆に、2018年に期待されている実需も多くあります。

その代表的なものがDappsと呼ばれるもので、ブロックチェーンテクノロジーを利用した分散型のアプリケーションです。

Dappsには3つの定義があります。

  1. オープンソースのアプリケーションで、特定の誰かに管理されることなく自動化されている
  2. 暗号化されたトークンを持ち、参加者にはトークンで報酬が支払われる
  3. ユーザーの同意によってプロトコルが改善される

 

通常多くのアプリケーションは、株式会社のような中央集権から提供されますが、Dappsではブロックチェーンテクノロジーによりインターネット上に解き放たれて、非中央集権的に分散していくということになります。

例えば、Dappsと相性が良いといわれるゲームアプリケーションで説明すると、通常ゲームは、ゲーム会社によって製作されユーザーに提供されますが、Daapsでは、インターネット上で誰からの管理もなく制作され、トークンで報酬が支払われます。

ゲーム以外にも、取引所・予測市場・ID認証・分散型ストレージ・著作権保護などの分野ですでに利用されています。

仮想通貨版ポケモン!「イーサエモン」とは

イーサエモンとは、一言でいえば、イーサリアムのDappsを利用したポケモンです。

ゲームの世界観はポケモンと同じで、イーサエモンを捕獲、トレーニング(進化)、バトルができるようになるのはもちろん、育てたイーサエモンを売買することもできます。

ゲーム感覚で遊ぶこともできますし、育てたイーサエモンが高いレベルのものであったり、超レアなイーサエモンだったりすると高額取引も可能となり、投資感覚としても楽しむことができます。

イーサエモンの始め方

まずイーサエモンに登録します、登録料は無料ですが、イーサリアムのブロックチェーンを使用しますので、最低でもトランザクションフィーは発生します。

ゲームを始めるのに必要なのは、Chromブラウザ、イーサリアムのウォレットであるメタマスク、トランザクションフィー(送金手数料)、課金時に必要な分のイーサリアムとなります。

後は、ポケモン感覚でゲームをすすめていくだけ、課金は通常の課金ゲームよりも高めに設定されていますが、その分だけ高いレベルのイーサエモンやレアイーサエモンを育てると高額売買することも可能となります。

イーサエモン今後のロードマップ

イーサエモンは、2018年3月時点ではベータ版のリリース段階ですが、今後はイーサエモン自体の進化もありますし、今後のロードマップも公表されています。

遊びながら投資もできるという期待度の大きなゲームですが、まだまだ開発中の段階でゲームバランスや課金額に改善の余地が残されており、今後のバージョンアップでさらにモンスターのイーサエモン同様に進化することが期待されています。

フェーズ1(リリース済み)

イーサエモンの捕獲・産卵・トレーニング・進化、およびバトルモードの城とジムが実装されており、マーケットプレイスで購入・販売・レンタルが可能です。

フェーズ2

以下の機能がフェーズ2で実装される予定です。

  • プレイヤー同士の一対一のバトル
  • 複数のプレイヤーによるチーム対戦(グループプレイ)
  • リーグとトーナメントで景品をかけてのバトル
  • アドベンチャーモードと呼ばれる新種のイーサエモンのハンティングモード

フェーズ3

  • サードパーティーと協力したゲーム体験の向上
  • SDKを配布(他のゲーム開発者が新しいバトルモードの開発を行う)
  • 分散化とVR技術を取り入れる

 

今後のイーサエモンの進化に大いに期待していきたいところです。