エアドロップ(仮想通貨の無料配布)の情報を集めた日本語のスマートフォン用アプリ「エアドロマニア」が2018年7月に公開されました。エアドロップを予定している各プロジェクトの最新情報を得られるだけでなく、プロジェクトの開発頻度や説明資料の出来映えなどが独自評価により★の数で判定されており、詐欺プロジェクトを見分けやすくなっているのが特色です。

「エアドロマニア」とは

「エアドロマニア」は、仮想通貨を無料でもらえるエアドロップに関する最新情報を分かりやすく日本語で掲載している無料アプリです。

ほとんどのスマートフォンおよびタブレット端末で利用でき、iOS用がApp Storeから、AndroidOS用がGoogle Playから、それぞれ公開されています。会員登録などは不要で、ダウンロードすればすぐに利用することができます。

運営しているのは、ICOの情報交換やビジネスへの活用を目指すコミュニティーである「ICO研究室」です。

「エアドロマニア」では、エアドロップの一覧の中から目当てのプロジェクトをクリックすると、そのプロジェクトの「注目度」「コミュニティ度」「ICO評価」「開発頻度」についての評価が、それぞれ★の数で示されます。さらに「詳細」をクリックすれば、エアドロップの実施期間やもらえるトークンの数、参加手順などの詳細情報が出てきます。それぞれのプロジェクトのホワイトペーパー(説明資料)やプロジェクト動画へのリンクも張られています。

エアドロマニア

エアドロップの一覧は、「新着順」のほか、「注目度」「ICO評価度」「コミュニティ度」「開発頻度」のそれぞれの尺度によって並べ替えることもできます。また、エアドロップで仮想通貨をもらうために必要なアカウントの種類(テレグラム、ツイッター、フェイスブック、ビットコイントーク、電子メール)によるプロジェクト案件の絞り込みもできます。

エアドロップされた仮想通貨を受け取るためのウォレット機能は、ver.1.0ではまだ使えませんが、今後のバージョンアップでMyEtherWalletとBitcoinWalletが搭載される予定です。

詐欺プロジェクトを独自評価で判定

「エアドロマニア」の特徴としておもしろいのは、それぞれのプロジェクトの「開発頻度」「コミュニティ度」「ICO評価度」を、運営元のICO研究室が独自の評価でそれぞれ数値化し、★の数で示すことで、詐欺の疑いのあるプロジェクトを見分けやすくしている点です

「開発頻度」は、プロジェクトがちゃんと動いているかどうかを独自評価で数値化したもので、トークンの説明やプロダクト開発状況を把握する助けとなります。

「コミュニティ度」は、ユーザー同士の意見や要望などのコミュニケーションが活発に行われているかどうかを数値化したものです。詐欺的なICOには実体のない架空のプロジェクトが数多く存在していますが、この「コミュニティ度」を確認することで、そのプロジェクトが本当に実在するものかどうか判断するのに役立ちます。

「ICO評価度」は、それぞれのプロジェクトのホワイトペーパー(説明資料)の出来映えを独自に評価し、数値化したものです。良いICOプロジェクトであるか、成功するプロジェクトであるかどうかの判断基準の一つとなります。

★の数が少ないプロジェクトは、それだけ詐欺プロジェクトである疑いが強いものなので、警戒する必要があります。逆に★が多ければ、他のICOプロジェクトよりも仮想通貨取引所に上場される可能性が高い有望なプロジェクトということになります。

エアドロップでもらった仮想通貨が上場されれば、換金することもできるので、楽しみながら待つことができます。

まとめ

ICO詐欺やエアドロップを装った詐欺事件が多発し、社会問題ともなっている中、今回リリースされた「エアドロマニア」は、最新のエアドロップ情報と各プロジェクトの信頼性についての評価情報が一体化している点で、これからエアドロップを始めたい初心者にはうってつけのガイドとなりそうです。将来有望なICO案件を探してみたいとか、草コイン収集を趣味にしたいという方にもお薦めです。

「エアドロマニア」のヘルプ欄には、エアドロップを始めるにあたっての注意事項として、
(1)ハッキング回避のため、メールアドレスはエアドロップ専用のものを使う
(2)エアドロップ登録時にパスワードを設定する必要がある場合には、他で使っていないものにする
(3)申し込みの際にウォレットの秘密鍵を聞かれても、絶対に教えてはいけない
など、詳しいアドバイスも掲載されています。これからエアドロップをやってみようという方は、ぜひ参考にしてみてください。