最近、IT企業を筆頭にいくつかの大手企業が仮想通貨事業に参入するニュースが増えてきました。
そんな中、ショッピングサイト界の雄、楽天株式会社が仮想通貨をつくる構想を表明したとのことです。
楽天と言えば通販や金融など、様々なサービスを展開している大企業です。楽天がつくる仮想通貨…気になりますね。
仮想通貨をつくると言うことは、ICOが行われると言う意味でもあります。楽天コインとは一体どのような構想でつくられるのでしょうか?

楽天が楽天コイン構想を発表!

楽天の三木谷浩史さんが、2月27日にバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス楽天コインをつくる構想を発表しました。

楽天といえば、楽天市場や楽天銀行、はたまた楽天トラブルなど数多くのサービスを展開している企業です。そんな楽天がつくる楽天コインは、一体どのような仮想通貨になるのでしょうか?

楽天コインのはっきりとした導入時期は不明ですが、既存のサービスにどのような変化を与えるのか気になりますね。

特に楽天は楽天市場などの経済圏をすでに確立させています。
ここに独自の通貨を導入するとなると、、、思い浮かべるのはアリババですよね。
アリババも独自のショッピングモールに加え、決済手段を持っています。中国の一企業というよりは、もはや小規模国家よりも力がありますからね。

少し話が脱線してしまいました。楽天は2016年にビットコイン決済代行サービスであるBitnetを買収して、Rakuten Blockchain Research Lab(楽天ブロックチェーンリサーチラボ)を立ち上げています。

すでにブロックチェーンを研究できる状態を整えていますし、楽天コインの全貌が公開される日は近いかもしれませんね。

楽天コインはどんな仮想通貨?

さて楽天コインがつくられることはわかりましたが、楽天コインとは一体どのような仮想通貨なのでしょうか?

楽天コインは国内外問わずサービスや会員情報を管理できるシステムを目指しています。

楽天ポイントはこれまで国内でしか使えませんでした。国内でしか使えない楽天ポイントに代わって、楽天コインで隔たりを取っ払ってしまおうと言うわけですね。国際事業拡大に向けた基盤づくりを進める狙いがあるのでしょう。

楽天市場と言うサービスは、すでに日本中で浸透しており飽和状態にあります。海外を見据えた行動、それが楽天コインなのでしょうね。

「楽天ポイントが海外に使えるようになるだけなら恩恵なさそう」と思った人もいるかもしれません。
しかしそれは早計です。

楽天コインには小売業者と卸売業者の関係を再構築する狙いもあります。

現在は大手通販サイトの力が強く、小売業者と卸売業者が疲弊しています。具体的な方法は不明ですが、小売業者や卸売業者にも特典があるようなコインになるとのこと。

小売業者や卸売業者が潤えば、仕入れられる商品が増えたり特典も増えることになるでしょう。ですので結果的に、楽天で商品を購入するときの選択肢が広がることに繋がります。

ICOはいつ?

新規仮想通貨といえばICOですね。楽天コインのICOはいつ行われるのでしょうか?ICO実施時期については何も公開されていません。

発行数やホワイトペーパーも公開されていませんが、ICOが実施されたとなると参加希望者が殺到するでしょうね。プレセールやクラウドセールを逃さないように、情報収集に力を入れましょう。

三木谷浩史さんのTwitterでは、楽天コインに関する情報は得られ無さそうです。大事な情報をあまりツイートしない人だからです。

ですので仮想通貨のニュースサイトやSNSを活用するのがオススメです。

楽天コインが導入されると何が変わる?

楽天コインが導入されると一体何が変わるのでしょうか?まだ楽天コインの使い道は公開されていませんが、楽天ポイントに取って代わるような存在となるでしょう。

その上で楽天コインが導入されると、変わるであろう事柄を紹介したいと思います。

楽天コイン決済

楽天コインの導入によって、楽天コイン決済が増えます。「楽天のコインなのに楽天で使えない」なんて考えにくいですからね。現在楽天は、仮想通貨による決済を導入していません。

ビットコイン決済を導入する目的で、ビットコイン決済代行サービスであるBitnetを買収したのでしょうが、未だに導入できていません。それはビットコインのスケーラビリティの問題があるからです。

ビットコインは10分ごとに取引を承認していくのですが、処理できる量が決まっています。ですので取引量が多くなるほど遅延が発生してしまうのです。

昨今の仮想通貨人気でビットコイン取引が急増し、スケーラビリティ問題がより顕著になりました。

楽天は世界中に12億人以上のユーザーを抱えています。12億人がビットコイン決済を利用したら…とてもスムーズに取引ができるとは思えませんね。

そこで楽天コインです。
楽天ポイントのように使うとなれば、当然スケーラビリティ問題を解決する必要があります。

楽天コインは自社での開発ですし、当然自分たちがサービスを提供しやすいように開発されることになります。

お得なサービス付与

仮想通貨には通貨として以外にも、機能をつけることができます。

例えば
「楽天コインで支払ったら1%バック」
「楽天サービスを3つ以上使ったら楽天コインプレゼント」
など特典を自動で実行させられるのです。

楽天ポイントも似たことができますが、楽天ポイントは自分で参加しないと受け取れない場合がほとんどですよね。「一定数以上の楽天コインを持っていれば配当ゲット」ということもできますし、楽天コインにどのような機能が付くのかも要注目です。

まだ楽天コインがどのような仮想通貨になるのかはわかりません。しかし、より楽天が提供するサービスを使いやすくする存在になる可能性が高いです。

最近は携帯電話事業にも力を入れていますし、「楽天コインで支払ったら料金割引!」なんてこともあるかもしれません。

私達の生活の中で最も身近な仮想通貨となる可能性もありますので、早く詳しい情報を公開してほしいですね。