仮想通貨取引所、Zaifの運営で知られているデックビューロ社が発行したICOトークンCOMSA(コムサ)。2017年秋にICOが行われ、日本初のICOプラットフォームとして大きな話題にもなりました。
そのCOMSAの詳細、みなさんはどこまでご存知ですか?今回はCOMSAの特徴やメリット、将来性についてまとめてみました。

COMSAの概要

COMSAは、仮想通貨の取引所であるZaifを運営することで知られているテックビューロ社が実施したICOで、CMSというトークンを発行しています。

トークンセールはすでに終了していますが、COMSAの取引は、上場先であるZaifで行うことができます。

COMSAのICOにより、集まった資金は、下記の用途に使用されるそうです。

  1. ICO市場への進出
  2. COMSAのシステムの中核的な部分となるCOMSA COREの開発
  3. COMSA HUBに関する開発
  4. COMSAのシステムと連携する「Zaif取引所」
  5. COMSAのプライベートブロックチェーン「mijin」の機能拡充

COMSAの特徴

COMSAの特徴は、テックビューロ社が販売する独自のプライベートブロックチェーン「mijin」により、NEMイーサリアムの両方のブロックチェーンを行き来することができる点にあります。

所有するCOMSAとセットになっているNEMもしくは、イーサリアムのいずれかの方のブロックチェーン上から、「mijin」をとおして、送金や決済に使用することができます。ネットワーク内での手量の支払いに関しては、Zaif に委託するかたちになり、Zaifに対して支払いを行います。

そしてCOMSAのシステムを利用することで、オリジナルのICOトークンを発行することも可能です。

企業がICOを行ううえで、導入しやすくて、送金や決済において有効に活用できるブロックチェーン技術として、このCOMSAのICOプラットフォームを活用することができます。

一般の仮想通貨所有者のメリットは?

では、一般の人にとって、COMSAを所有することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

まず、トークンの購入や売却を通じて仮想通貨のように取引が可能となります。取引はZaifで行うことができます。ICOのホワイトペーパーを確認し、事業価値などを把握した上で、購入するかどうか判断するようにしましょう。

先ほど、COMSAはNEMとイーサリアムのブロックチェーンを行き来するとお伝えしましたが、実は、ZaifでCMSトークンを受け取る際にNEMのブロックチェーンによるトークンと、イーサリアムのブロックチェーンによるトークンのどちらを受け取るか選択することができます。

  • NEM:Mosaic(CMS:XEM)
  • イーサリアム:ERC20Token (CMS:ETH)

MosaicとERC20Tokenは、それぞれNEMとイーサリアムのウォレットで保管することが可能です。自身が保有しているコインによって、どちらで受け取った方がメリットがあるか分かれるところです。

またインターネット上の反応を見ていると、ウォレットの信頼性やCOMSA、NEM、イーサリアムの将来性によってどちらでの保管がいいか意見が分かれているようです。

出典:Twitter

「mijin」の今後の展開

プライベートブロックチェーン「mijin」は、2015年9月より「mijin v.1」として300社以上に提供されてきた実績があるブロックチェーン技術です。

そして2018年5月に新コアエンジンとして「mijin v.2 Catapult」がリリースされる予定となっております。

この「mijin v.2 Catapult」は、3月から段階的にリリースが行われており、SDKや、コアエンジンの評価版などのリリースは3月、4月で行われました。この5月は、最終の第3段階では、デュアルライセンスとして、5月に販売を開始する予定です。

また、テックビューロ社は、ジャパンネット銀行と協力し、契約書の締結プロセスにおいて、ブロックチェーン「mijin」などを適用できるように技術の検証作業を開始することも発表しています。これが実現すれば、業務効率化やペーパーレス化を進める上での契約書のデータ化において「mijin」が大きく役立つことになります。

そのほかにも、「mijin」のCOMSA COREやCOMSA HUBといった技術を活用することで、ビットコインやイーサリアムと企業が発行したICOトークンのスムーズな交換が可能になるとされています。

これについて詳しくは、COMSAのホームページでご確認ください。

まとめ

企業での活用において、コストの削減から、送金や決済における業務面において高い機能性を発揮する「mijin」のプライベートブロックチェーンなどにより、COMSAは、社会的に評価を高めていくことにもなります。今後は、このCOMSAのシステムの活用や、「mijin」の利用により、さまざまな企業が、トークンの発行やシステムの導入を進めて行くことになるでしょう。イーサリアムのERC20トークンように普及していくとすれば、COMSAは大きな社会的な評価が得られることになります。