Siacoin(シアコイン)は、2015年に公開され、2017年中には価格を15倍にも伸ばした注目のアルトコインです。
今回は、シアコインの基本情報、チャート、特徴、将来性について解説します。

シアコインの基本情報

Siacoin(シアコイン)の基本情報はこちらです。

通貨単位がSCの2文字という、珍しい仮想通貨になります。

シアコインのチャート

シアコインは2015年6月に公開された仮想通貨です。2015年中は、1SC=約0.004円で推移し、目立った動きはありませんでした。

2016年2月に入ってから、一時1SC=約0.01円台に高騰。同年7月には、1SC=0.1円台となります。しかし、その後は年末に亘って下降モードに突入しました。

シアコインの価格が、本格的に上昇を始めたのは、2017年に入ってからです。

2017年1月は、1SC=約0.2円でしたが、同年5月に1SC=約2円まで高騰。その後は乱高下しながらも、徐々に価格を伸ばし、同年12月には1SC=約3円をマークしました。

何と2017年の1年間で、15倍の高騰です。シアコインが最高値をマークしたのは、2018年1月で、この時の価格は何と1SC=約10円。

現在は、仮想通貨全体の価格低下に伴い、1SC=約2円で推移していますが、それでも2017年の1月からすると10倍の価格差ですから、大躍進したアルトコインの一つです。

ちなみに、2018年5月時点の仮想通貨時価総額ランキングは33位と高順位になります。

シアコインの特徴

シアコインは、企業向けの外部ストレージサービスを提供するプロジェクトです。企業は、大量のデータに対する保存義務があります。

そのため、データ保管を行うストレージが不足しやすく、AmazonS3やDropBoxなどの外部ストレージをレンタル利用することも少なくありません。

シアコインもDropBoxのように外部ストレージを提供するサービスなのですが、シアコインではブロックチェーンネットワークを活用することにより、従来のクラウドサービスとは一線を画する低コストかつ安全な仕組みがあるのです。

PCの空き容量を活用

シアコインが提供するのはクラウド上のストレージではなく、ブロックチェーンネットワーク上のPCの空き要領です。

シアコインでは、空き容量のあるPCのユーザーからの申込みにより、その空き容量をブロックチェーンのネットワーク上に集めて外部ストレージとして貸し出ます。

そのため、既存のクラウドサービスのようにサーバーの管理コストが不要となり、安価なレンタル料を実現させているのです。

どのくらい安価かというと、1TBのファイルをシアコインで保存すると月額は約2ドルですが、Amazon S3の場合は、23ドルです。

シアコインの公式サイトでも、既存のクラウドストレージプロバイダよりも90%安いとしています。

分散型のストレージで安全性を確保

さて、一般人のPCの空き容量をレンタルするとなると、セキュリティが心配です。

シアコインは、預かったデータをブロックチェーン上のネットワークで分散管理しているため、ハッキングのリスクも分散されています。

既存のクラウドサービスは、一つのストレージで情報を集中管理しているため、ハッキングの対象となりやすいのです。

またシアコインの公式サイトによれば、預かったファイルは暗号化された上で、分散したネットワークを介して保管される仕組みとなっています。

暗号鍵がなければ、誰もこのファイルを見ることはできません。

そのため、既存のクラウドサービスのように、社外の企業や第三者がファイルにアクセスしたり制御したりすることがないのです。

ストレージを提供すれば報酬も

外部ストレージの提供は、個人のPCで構いません。

もし空き要領があれば、シアコインに提供することで報酬を受け取ることが可能です。

ストレージの貸し出しは、シアコインの専用ウォレットを作成することで行うことができます。

ただしシアコインの顧客はあくまで企業ですから、PCの空き要領を貸し出す側についてシアコインでは、その競争市場を作り出し、より安価なストレージを提供するよう価格調整を行っていくようです。

シアコインの将来性

シアコインの2018年5月時点での仮想通貨時価総額ランキングは33位と高順位で、サービスと価格が既に結びついていることが想像できます。

使用的価値に基づいた価格をもつ仮想通貨は、大きな下落要因が無い限り、一定の需要が確保されているため、価格を保つことができるでしょう。

さらにシアコインは、1SC=約2円とまだまだ手に入れ易いため、長期的に保有するコイン候補の一つにおすすめです。